近況とAlpha Dogs(笑 [訓練ネタ]

こんにちは。

ご無沙汰してました。ラマダは順調です。
が、最近は前進があやしくなりつつあり、困ってます。どこまで修正できるでしょうか?それよりも、現場でできるのか?が問題ですけどね。いままでOBに何度もトライしていますが、練習ではできても、現場では雰囲気もちがうのか、コーンに入らない犬は結構います。環境、雰囲気、いろいろなものに左右されてしまうのが原因でしょうし、ハンドラーの緊張、いつもと違う様子にきっと影響されるのかもしれませんね。なるべく平常心でいたいものの、なかなか難しいんですよ。

前進の前にはある程度の意欲を上げておきたい!と私もおもっているのですが、のんべんだらりんになってしまうと前進ではそもそも走らなくなってしまう子もいます。スピードがないと邪念があるのかふらーっとし始めたりとかが始まるので、大変です。途中でとまったり、それたりしても、右!とか左とか視符で、三回までかな?忘れたけど修正してコーンに入れる方法もあります。入らないと中止で0点になってしまうので、5点はもらえるように修正する技までいれてくる人もいます。なかなかそれでも入らない場合もありますけども。私はラマダには一発ではいるような練習しかしておらず、修正技を入れてはいません。入らなかったらもうアウトです。「もういいです」と申告する以外にありません(笑。修正してまで入る必要はない。。とおもってるので(笑、一発で入らなきゃ意味がない!という教育方針であります。私らしいです(笑。

ラマダも最近は左からふらーっとはいったりすることがあります。脇に何かあるのか?わからないけども、現場は怖いですね。同じことをしそうで。正直どう転ぶかわからない科目ですが、まあラマダを信用しましょう。

ああ。今週の土曜日です、いよいよです。
練習はそれなりにやってきたけど、本番は魔物がすんでる!?気がして、練習すれば大丈夫とは決して言えない気がするからです。
ラマダは怖がりなので、物見しまくらないといいけどな。

さてさて、今週もAlpha Dogsみました~。
今週は殉職というテーマ。
泣けました(涙。

犯罪大国、アメリカ。
日本の警察犬とはちがって、犯罪現場、銃撃戦でも使われます。まあ日本では銃撃戦はないでしょうけど。
今回は殉職した警察犬のセレモニーからはじまりました。警察犬も警察官とおなじ扱いをうけています。ちゃんとセレモニーがあるんですね。二頭ともに、発砲した銃弾があたり死亡してしまいました。ハンドラーや、K9課、ハンドラーの家族などが列席しています。そこで読まれた警察犬の一生、life of police dogという詩が感動的でまた号泣。
ググったら見つけたので、貼ってみます。

The Life Of A Police Dog

 
Author - Unknown

You brought me home
One sunny day
With you for years
I would surely stay.

I met your pack
Children and wife
I began to love
My new-found life.

I slept on your couch
At the foot of your bed
You looked at me lovingly
While petting my head.

We trained for months
And our bonding grew
We were both partners
Buddies in Blue.

We did school demo’s
And I never did wrong
Over all of the years
My love for you grew strong.

How I loved to work
To stand up and bark
In the back of our car
From light until dark.

We went call to call
Having fun all the way
Until the call came
On that one fateful day.

A man with a gun
The dispatcher did say
I jumped from my car
When it pointed your way.

Before leaving home I was told
“keep him safe” by your wife
I knew at that moment
For you I would give my life.

The bullet struck hard
Steady and true
The bullet struck me instead
Of striking you.

When you go home tonight
Tell your wife I did good
Strong, Tall and Proud
On the ground that I stood.

I’m dead and gone now
This much is true
But I’ve done my job well
Of protecting you.

Thank you
Loyal partner,
Faithful friend,
You will be greatly missed.


どうでしょうか。あらためて読んで泣きましたが(笑。
中学英語程度ですので、訳しません。読んでくださいよ(笑。
犬の目線で語ってます。ある晴れた日に君に引き取られたよ・・・から始まってます。最後は警察犬として君を守る任務を果たしたよ・・さみしいよ。。と結んでいます。犬が銃で撃たれるなんてない日本では考えられないシチュエーションですが、アメリカではこうして殉職する犬が少なくともいるわけで、現実的な内容ながらも、犬目線で、そして愛するハンドラーのために命を張れる犬という存在に、愛犬家なら胸が熱くなってしまう詩ではないでしょうか。
彼らは家族であり、パートナーでありながらもツールなんです。

パートナーをなくした彼は復職するために、新たな警察犬を迎えようとリックのケネルを訪ねます。
そこで紹介されたのが、前の犬とおなじマリノアと、ダッチシェパード。ダッチシェパードってなに?なんか見る限りではシェパードの毛が短いかんじで、マリノア?みたいなシェパードみたいな毛で、その犬自体は黒っぽい犬だったのですが、しらべてみると

↑これがダッチシェパード。
たしかにこんな犬でした。古いオランダ原産の牧羊犬だそうです。名前のとおりですね。
まあジャーマンシェパードやマリノアやらとかとルーツ的には同じなんでしょうね。

今回提示されたこのダッチシェパードは若かったのですが、マリノアはすごかったです。
当たり前ながらいざというと時に役に立たないとこまるわけなんですが、デモンストレーションとして口輪をしての襲撃。噛めないわけですが、防御服を着てないデコイ(ヘルパー)を襲わせます。噛めないながらもスピードをゆるめず突進、口輪があっても、ないかのように普通に襲います。こういう練習をさせるんですねえ~。防御服や、袖に興味があるだけではだめで、実際の人間を狙えるようにさています。
その次はデコイに向かう犬に銃声を何度もきかせてもスピードや意欲が落ちないかをチェック。慣れもあるのでしょうが、音響シャイではだめですからね。とんでもない音がしますし、現場ではその場所で鳴ってる音ですからね。ドッグスポーツで鳴らすちょっと離れた場所の銃声とはわけがちがいます。あ。もちろん、運動会のヨーイドン、パン!のあのスターターの奴じゃないです。ドッグスポーツの発砲音ももちろんこれですが。本物の銃を使っていて、音はまるでちがいます。

結局かれはマリノアをパートナーとして選びましたが、やはりまったく恐れをしらない個体というのか、犬種の傾向なんでしょうが、すごいものがありますね。ほんとすばらしい。でも雑種みたいな容姿がタイプではないのですが(マリノアファンのみなさんごめんなさい!・・、マリノアに興味があまりもてないのですけど、能力はやはりすごいです・・・ほんと。

ここのケネルにいる犬は精鋭たちですが、実際、ダメな犬はヨーロッパに送り返しているようです。当たり前ながらダメなら送り返す、もしくは里親を探すということをしているみたいです。だめな理由は、欲がない、ボールに無関心、怖がりなど・・・。前回、ヨーロッパに送り返すリストに載ってました^^。彼らのご褒美はテニスボールがほとんどなのです。

と、またalpha dogsネタに熱くなってしまいましたが、犬番組はたのしいですよね♪。
またおもしろいのがあれば書いてみようとおもいます^^。

今週の競技会のみなさん、バディ、パートナーとともにがんばりましょう。


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