JKC秋季訓練競技会  [競技会レポ]

こんばんは。

昨日本部の競技会が無事終了しました。
お天気の悪化が早まり、曇天。東京につくと雨(涙。
高速も混んでて、料金所の渋滞。7時には着くつもりが7時半。途中で降りて下道でいったんだけど、正解でした。多分。

8時から休止がはじまるのですが、着いてから二頭におしっこをさせて、ゼッケンもらって、挨拶してたらもう時間。
オビディエンス会場からバカに遠くに駐車するはめになり、移動に時間がかかる・・。
とにかく練習もそこそこで休止にでかけます^^。まあ休止は練習しなくても動くことはないでしょうからね。とりあえずサクサクとおわらせようということででかけましたよ。

午前は雨が一度あがって休止中もセーフ!
ラマダは競技会がすごく久しぶりなのもあるし、いやそもそもボクサー。集中するというのがむつかしくて、まあキョロキョロしまくってましたね。でもまわりの犬も落ち着いた犬ばかりで、休止は無事に成功したのでした。

でもって、次の出番は9時45分。
まだまだ時間があるので、犬をいれてからまたオビ会場へ。進捗状況を確認してると押せ押せになってるようで、30分くらい遅れそうです。40分前には車に戻り、オビ会場近くの広場で練習。
ラマダは十分に仕上がってはいたので、軽い練習のみ。ただ、ダンベルの咥えあげとか、障害とか練習がたりてなくて直せない部分もあったのでそこは次回までに・・・ということにしてあったのでね、完璧ではないのですよ。しかし、意識とか態度とかそういう意味では十分に仕上がっていたという状態です。

今回はだいぶ高い意識をもって練習してきたつもりで、練習と同じことをいかにやるか?が大事です。バスターとは違い、テンションは十分に高いので、興奮させようという気持ちはないだけ楽です。そういう意味では犬も馬もですが、精密機械のようですね。
詰めて詰めて動かすほどに、テンションも意識も高まりますし、競技会にむけて積み上げていくので、途中で壊すようなことはできません。混乱させてもいけないし、指導主のあいまいもだめですし。1週間前にはしあがっていたので、最後の週は確認と進行と同じ流れでの運動でおわらせてきました。二回の休みもいれて、オーバーホールにも努めます。犬を訓練する人にはわかるとおもいますが、訓練は犬もすごく頭をつかいます。ハンドラーの機微を見逃さないのもそうですし、指摘されたことやらをすごくよく考えています。とても疲れるんです。今回は疲れた感じはあまりしませんでしたけれど、6歳ですしね、オーバーホールということで練習しない日を最終週には設けて、お互いに疲れをとりました。ピークの状態で出場させたいですからね。

意識した練習をつんできたので、車から降ろせばすぐに競技モードに入れます。彼女はとても過敏な犬だからということもありますが。こういう犬は本当に楽です。私は過敏な犬や気性の勝った犬が好きですが、こういう犬は過敏と裏返しで訓練しやすいです。バスのようなペットとして飼いやすい犬は反面、動きもやはり落ちるし、テンションを上げるのが大変。苦労します。打って響かない。。という感じ。バスのときは本当にいかに興奮させるか?やる気を出させるか?そればかり考えてもんもんと競技会で過ごしてたことを思い出します(笑。

さてさて、土曜日は一般の部です。
ここはプロが出場可能で、アマも一緒にでることができます。プロと同じところにでるのはレベルがあがりますが、やりがいもありますね^^。
オビもアマプロ混合です。
今回はOB1は16頭でしたが、欠場が1いたので、15頭だったようです。

今日のジャッジは藤井 聡先生です。シェパード愛犬家でなくても知っている!テレビにもでてるし、本もかかれていますよね。S.ウィスタリアでおなじみの藤井先生です。以前一度ジャッジしてもらったことがあったかな?わからないのですが、JKCデビューのラマダははじめてです。いつもは望月先生や杉浦先生が多いですが、杉浦先生は別クラスをみてたので、藤井先生のジャッジはちょと緊張しました。

以前もバスのときに書いたような気がしますが、内容も書いてみたいとおもいます。
だれか、ボクサーももっと挑戦してくれたらいいなとおもいます。ので、参考までに。
すべて10点満点です。ここにそれぞれに係数があって合計がでます。

 1.犬と対面しての1分間の停座 係数2

9点いただきました。大分きょろきょろしてましたねえ・・・。おのぼりさん状態でした。

 
 2.犬と対面しての3分間の伏臥 係数2


こちらは7.5点(汗。まだまだきょろきょろしてましたね。脚はくずしてなかったとおもうのですが。褒められない内容です。

 3.ひも付き脚側行進 係数3

7点・・(汗。これは私のミスですがリードを束ねてもってしまったせいで張ってしまったんですね。その点指摘されました。先端をもってたらもう少しましだったかも・・。

 4.ひもなし脚側行進 係数4

こちらは自信があったのですが、8.5。若干かぶってたかもしれません。あと跳ねたかもしれない。

 5.行進中の伏臥 係数3

これはそれほど得意でもなく、伏臥が流れる感じが抜けなかったのですが、先生いわく早かったようで10点いただきました。イエーイ!意外なところで満点!うれしい!

 6.伏臥を伴う招呼  係数3

これはパイロンでの3m四方の四角形のなかで伏せをさせて離れて呼びます。まあまあかな。ただ正面からずれたかな。ビデオみてないのでわからないんですが8.5。

 7.前進および伏臥  係数3

これは6で呼び戻した四角形のなかに前進させて伏臥させます。出来ない犬が多い科目なので点が高いようなきがします。ラマダはスピードが少しおそかったものの入ったので9.5。不安なところでしたがほっとしました。馬鹿でかい声でフセーっ!といってとりあえず伏せました。ほっ。

 8.往復障害飛越  係数3

こちらは跳べで発進。トベ、トベ!で着地したと同時にまた飛越させます。ここは不得意でして、戻りがおそかった!とりあえずやったので9。よかった・・。

 9.置き持来 係数4

ダンベルを投げるんじゃなくて10m先に置いて、とりにいかせます。置くとき見てないと取れないので、見てることが大事。たしか正面じゃなくて直接横につくというバカをやらかしたものの、すっとおさまったので、なぜか不自然にならず8.5。しかし許せない失態。

 10.遠隔操作 係数4

10m離れて、視符と、声符をつかって伏臥~停座~伏臥です。アトヘ!で完全に体があがりきらず、左前脚を残したので9.5。いまおもうとここができてたら優勝できたのに・・・。

 11.扱い方 人、犬。係数1

これは全般における人と犬の態度などです。10点。10点以外の得点をみたことがない。

281点で合格~!合格は224点以上です。楽ちんに合格できました!
やった~!これで2に進めます!!

ちなみに2席でした。パチパチ~^^。席次は当然うれしいです。ただ、1席と1.5差だったので、私のミスがなければ・・と思いますが、私のミスだからしかたないです。1席の方に敬意を表したいとおもいます。

しかし、2席もうれしいことながら、実は今回もっともうれしかったのは最後に藤井先生にいただいた講評でした。
アドバイスや指導をされるかなとおもっていましたが、「オビディエンスという競技としてみたときに、あなたの指導態度は非常にすばらしかったです」と。いままでOBで褒められることはなく(笑、犬は褒められても自分がほめてもらえることはなかったですが、指導態度。。声がでかく、はっきりしてたことか?とおもいましたが、すべてにおいて、姿勢、発声など気を付け、アマによくある誘導もせず!せず!なのはラマダがよく動いてくれたからではありますが、今回ずっと気を付けてきた点をほめていただけたことにもっとも喜びをかんじました。席次などは結果としてついてくるものですが、なにより今回は内容が勝ったなということをうれしくおもっています。

それもこれも先生ご夫妻のおかげです。喜怒哀楽の激しい私は、だめになるとすぐに投げ出すクセがあり(笑、いらついてくるのですが、今回は心の持ちようまで指導していただきました。それ以降すごく気を付けて練習してきました。おかげでとても競技を楽しむことができました。今回もバカでかい声で指導してきましたが、犬がよく動くならば恥ずかしいことなど何もありません。ささやくような声で犬がいう事を聞けばそりゃすごいですが、私は気にしません。もう響きまくってたようにおもいますが、これのおかげで競技に集中できます(笑

なにより、我が家のゴッドマザー、ラマダにも感謝を。素晴らしい子犬を私に残してくれたのはもちろん、動き、テンションも高く、競技会マインドを満足させてくれる彼女は素晴らしいボクサーです。もうそろそろシニアなだけに、時間も限られていますが、あと1年でも2年でも頑張れる限りはがんばりたいとおもいます。

動画はまた後日。

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